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セラピーにて-境界線

『フェニックス・ライジング・ヨガセラピー基礎・応用』の
アシスタントに入りました。

初日は参加者が奇数ということで、セッションのパートナーとして
中に入った。つまり、アシスタントというより、もろ参加者。

ひとつめのセッションは、こんな感じ。

プラクティショナーとして、クライアントをサポートするとき、
私は常に、
「これで大丈夫かな?」
「あっ痛くなかったかな?」
「ここは気持ちがいいかな?」

と相手の状態を探り続けている。

そして、相手からの「あーキモチイぃ」などの反応を拠り所として、
その不安を解消している。

反対に、クライアントになったときは、
「右手、もうちょっと引っ張ってほしいな」と感じたとしても、
それを口に出してリクエストすることに、強い抵抗を感じる。

遠慮というか、なんとなく、相手に悪いような気になってしまうのだ。

でも、実際言ってみると、相手は素直にそれを聞き入れて、
右手はグイと引っ張られ、私は心地よくなっていく。

そして「気持ちがいい」という感覚を口にして伝えることが、
相手への気遣いだと感じ「気持ちがいい」と表現しようとする。

でも、実際は、口に出すのもメンドクサイくらい気持ちがよかったりして、
しゃべるということにエネルギーを消耗したくない、
というのが本音だったりする。

二つ目のセッション。
私がクライアント。

ブジャンガアーサナで体を開かれた時、お互いのポジションが不安定で、
なかなか居心地がよくならない。

かつセッション全体を急がされているような気がした。

もう少し明確な希望を伝えて、お互いのポジションを整えればいいのに、
どこをどうしたら、より良くなるのかが、はっきりと分からない。

"なんとなく"居心地が悪いのだ。
その居心地の悪さを、私は受け入れた・・・。

その中で、必死でバランスと取ろうと、頑張っている自分がいる。
で、どうにかなってるような気にもなる。

結果、セッション中ずっと居心地が悪く、意識は深まらず、
「はやく終えたい」という思いに占領されそうになって、
それを観察するに留まっていった。

体の反応といえば、脂汗のようなジトーっとした熱さと湿り気。
解放された時感じたことは、「自由になれた・・・」ということ。

このふたつのセッションを通して出会ったのは、
「ははは、アタシじゃん」って感じのアタシ。
この「アタシ」は根深かった。

でも、最近は登場回数もかなり減って、後ろの方で小さくなってたんだけど、
今日は前面に出てきたねー。

私は、自分の思いを正直に、なんの判断も下さずに伝えることが苦手だった。

なぜなら、誰かにそう言われたときに、
私はいつも「否定されている、責められている」と感じていたから。

だから、相手に言うのも、気が引けていたんだ。

問題点を明らかにする、とか、それをはっきりと伝える、という
一時的な"居心地の悪さ"を避け、なんとなく誤魔化してバランスを保ち、
そこをやり過ごしていく。

それならいいが、実はそこに強いストレスを感じて、内側に鬱々と貯めこんで、
あるとき、ドカーンと爆発させる、つまり、キレる。

そんなことを繰り返していた。

この「アタシ」は、ある時から影をひそめるようになった。
それは、自分のバウンダリー(境界線)を知ったときからだ。

ワークショップでよく登場する、自分のバウンダリーを知るワークがある。

Aさんが立っているところにB,Cさんがゆっくりと一緒に歩いてくる。
その距離は5mほど。
ゆっくりと歩いてくる2人に対して、もうこれ以上来てほしくない、
というところで、パっと手を挙げて止まってもらう。

そこが自分の守りたい境界線。
それ以上近づかれると、ちょっと居心地が悪い、というラインだ。

初めてこのワークをやったとき、私は、2人をハグできるくらいまで、
目の前に来るまで止めなかった。
それがオープンマインドでイイことだと思っていたんだ。

でも、それからしばらして同じワークをやった時、
私は、自分でも驚くほど遠くで、2人を立ち止まらせてしまった。

反射的に手を挙げてしまった自分に対して、「やっちゃった!」という
バツの悪い思い、相手に対して「悪いことしちゃった」という思いが交差した
のを良く覚えている。

でも、これが私の正直な人との距離感なんだと気づけたワークだった。

その時から、私は人に対してNOと言えるようになった。

「それは私にはできない」「それはやりたくない」
「今日は体調が悪いから、お休みさせてほしい」
「今日は飲みに行きたくない」

こんな当たり前のNOが言えるようになるまで、そうとう時間がかかったんだ。

そして、NOと言えるようになったら、人のNOを受け入れられるようになった。

拒否られてるんでもなく、ダメだしされてるんでもなく、
ただ相手の境界線であり、都合であり、この人の考えたかたんだ。

そう、ただ違うだけなんだ、と。

そう気付け、暮らしの中でそれを意識できるようになってから、
ずいぶんと楽に、ストレスを貯めずに、自由になっていったことを、
思い出した。

ヨガセラピーで気付かされることは、常に「無意識な自分」だ。
これが本当にクセモノで、自分を苦しめることが多い。

正直に、本音でいきたい。
ありのままでいきたい。
思考と言葉と行動を一致させたい。

そこにギャップが生まれるから、
苦しみが生まれるんだと思う。

Om Shanti.


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プロフィール

はる

Author:はる
はるです。Sita(シータ)はアシュラムでいただいたスピリチュアルネーム。とても気に入ってます♪

ヨガを通して、ありのままの素の自分に出会える喜びを感じています。
現在、下北沢にあるクリパルジャパン-Yoga of Life-、Yoga Kutir『涼亭』(清澄庭園)、他に、ママとベビーのヨガサークル、NPO活動としてシニアヨガ、企業での福利厚生など、幅広い年代へヨガをシェアすることをライフワークとしています。

2012年4月、東京を離れ神奈川県の相模湖、藤野エリアへ移住。かねてからの願いだった自然と共存する暮らしにシフトしました。

・07.10月北インド・ウッタルカシでシバナンダヨガのTTCを修了。
・08.10月東京でクリパルヨガ教師養成コース修了。
・Yoga Fitシニアヨガ教師養成講座修了
・トラウマ アプローチ ヨガティーチャートレーニング修了
・クシマクロビオティックアドバンスト修了

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